はじめまして、めいです!
オーストラリアでワーキングホリデーをする大学生です。
英語を話せるようになれたらな……と誰もが一度は考えたことがあるでしょう。
英語の勉強を始めてみたは良いものの、何からどうやってやったら良いか分からない!という方に向けて、TOIECを1か月で600点から820点に伸ばした私が、レベル別の効率的な英語勉強法を紹介します。
英語勉強で大切なこと
まず、勉強法を紹介する前に、英語の勉強をしていくにあたり大切なことをいくつか紹介します。
- 焦らない
- 毎日5分でも良いから英語に触れること
- インプットをメインにしない
焦らない
英語の勉強を始めると、初心者であればあるほど、自分の英語力のなさを自覚してしまい、焦ってしまうことがあります。
焦ってただタスクをこなすだけの勉強になってしまっては、せっかく時間をかけてもすぐに頭から抜けていって無駄な時間になってしまいます。
そうならないためにも、焦らずに地道な努力が必要です。
英語を勉強するのに、ある程度のまとまった時間と努力は不可欠です。
多少のテクニックや効率的な方法はありますが、努力の要らない近道は存在しません。
焦らず、自分のレベルにあった勉強法を継続していきましょう。
毎日5分でも良いから英語に触れること
英語勉強は、いつも順調にいくとは限りません。
忙しくて時間がなかなか作れない日や、やる気が出ない日もあるでしょう。
そんなときでも、意識することは「とにかく継続すること」です。
1日5分でも良いのです。
毎日続けたという事実を作り、自信と達成感を得ることが、さらなる継続の原動力になります。
私は、今日まででDuolingoという英語アプリを1年半以上(661日)毎日継続しています。
1日1レッスンしか出来なかった日もありますが、「ここまで続けたから今日も頑張ろう」という気持ちになるまで続けることが重要です。
最初の2週間継続できれば、人間はその後も習慣化して継続できるようになるそうです。
歯磨きをしないと何だか気持ち悪くて眠れないように、英語を勉強しないと何だか落ち着かない、という状態を作ってしまえば勝ちです。
まずは最初の2週間、一緒に頑張ってみませんか?
インプットをメインにしない
英語勉強で大切なこと3つめは、「インプットをメインにしない」ことです。
初心者は、単語や文法など、どうしてもインプットがメインになってしまいがちですよね?
アウトプットしてはじめて、その英語表現は「身についた」状態となるのです。
アウトプットの方法は、様々あります。
音読しながら紙に書いて覚えるのも良し、自分の発音している音声や動画を記録するのも良いでしょう。
少しなれてきた人や、中級者以上の方はオンライン英会話で学んだ表現を使ってみるのもおすすめです。
初心者向け英語勉強法
さっそく初心者向けの英語勉強法から紹介していきます。
初心者の方がまずすることは、次の2つです。
- 中学校の単語や文法をマスターする
- 英語勉強の目標をつくる
初心者の人が英語を話したり、聞いたりできるようになるには、まず英語の基本的な勉強をマスターしなければなりません。
日常的な英語は、中学校までの表現を覚えればある程度話せるようになります。
文法や単語を完璧にすると、自信を持って話せるようになり、結果的に積極的にアウトプットする機会も増えて習得スピードも速くなります。
次に大切なのは、目標を作ることです。
わかりやすいものでいうと、英検やTOIECなどの資格試験の合格を目標にすると良いですね。
たまに、英検やTOIECを受けても、英語は話せるようにならないと言う人もいますが、初心者の方にとっては、メリットしか無いと思います。
合格することで自信にもつながりますし、スコアや合否で自分の今のレベルも把握出来るので、その後の勉強にも生かすことができます。
まずは明確な目標を決め、基本的な単語と文法から勉強していきましょう。
おすすめの参考書を紹介しておきますね。
中級者向け英語勉強法
次に、中級者に向けた勉強法です。
ここでいう中級者とは、基本的な英文法や単語は知っているが、いざ話そうとすると言葉に詰まるというイメージです。
英検でいうと2級くらい、TOIECなら650点から700点くらいといえます。
このレベルに達すると、日常的な会話を理解することができ、時間がかかるけれど、自分の意見も表現出来るようになります。
では、この中級者はどのように勉強していけば良いのでしょうか。
大切なポイントはこちらです。
- 自分が苦手なテーマでも英語で表現出来るようにする
- 瞬発力を上げる
中級者におすすめなのは、オンライン英会話です。
オンライン英会話には様々な教材があり、デイリーニュースやトピックトークなど、あるテーマに関して議論する形のレッスンは非常に効果的です。
中級者でありがちなのが、自分の話せる得意なテーマに偏りがあるということです。
自分の経験や趣味の話はスラスラと英語で話せるし、関連した単語もたくさん知っているのに、時事ニュースや歴史的な話など、自分になじみのない話になると途端に初心者になってしまうのです。
思い当たることがありませんか?
私は、まさにそうでした。
自分のことを表現できるようになり、話せる気分になっていましたが、いざネイティブの講師とディスカッションすると、自分の得意なテーマ以外は全く話すことが出来なかったのです。
日本語ではそうはなりませんよね。
自分の興味のあるなしにかかわらず、「これはこういう所がつまらない」、「これはもっとこうなったら買おうかな」など、自分の意見を言えるはずです。
では、英語でも同様に意見を言えるようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
答えはシンプルです。
話せるテーマを興味あるなしに関係なく増やしていくことです。
デイリーニュースには、様々なジャンルのニュースが毎日更新されます。
健康、スポーツ、有名人、歴史など……
ニュースを選ぶとき、無意識に自分の興味のあるニュースや、質問に答えられそうなものを選んでいませんか?
それだと英語の瞬発力はいつまで経っても向上しません。
知らないテーマについて英語で考え、話す経験を積んではじめて、瞬発力と応用力が付くのです。
私はテーマに関係なく、その日の新着ニュースを必ず1つ選ぶようにしてから、頭で考える時間が劇的に減りました。
オンライン英会話の無料体験もあるので、是非試してみて下さい!
上級者向け英語勉強法
最後に、上級者向けの勉強法です。
ここでいう上級者とは、自分の意見を英語でほとんど正確に伝えることができ、少し専門的な内容についても議論が出来るレベルです。
イメージとしては、「日本の英語教育についてどう思う?」と聞かれて、時間を空けずに理由を挙げて2~3文以上の意見を言えるという感じですね。
この状態は、英語脳が出来ているといえます。
普通は、日本語で考えて、それを頭の中で英語に訳して話しますよね。
上級者は、英語の状態で文を考えて話すことで、「えーっと」と考える時間がなく、瞬発的に答えることが出来るのです。
こうしてみると、上級者の人はこれ以上何を勉強したらいいの?と思うかもしれませんが、上級者の人が勉強するポイントはこちらです。
- より自然なフレーズを身につける
- より実践的かつ専門的な語彙を増やす
1つめの自然なフレーズは、非ネイティブの人たちの永遠の課題です。
実際に英語環境に身を置いていないと、自然な言い回しやニュアンスは理解するのが難しいでしょう。
しかし、日本にいてもそれを実現する方法があります!
それは、海外のドラマや映画で勉強することです。
ただ観るだけでは意味がありません。
字幕をつけて、実際に使われている場面や会話の流れからフレーズの使い方を学び、メモを取って何度も繰り返し視聴し、口に出して体にたたき込むという作業が必要です。
YouTubeでVlogなどを観て勉強するのも良いでしょう。
これを繰り返して続けていくことで、ネイティブの表現を身につけることが出来ます。
次に、より実践的かつ専門的な語彙を増やすことです。
上級者になると、ある程度のことは難なく英語で話せるようになります。
しかし、実際に英語環境にいると、「これって英語でなんて言うんだろう?」と思う場面がたくさんあります。
例えば、「キュンとする」ってなんて言えば良いかわかりますか?
私は、ネイティブ講師と恋愛映画の話をしていて、「キュンとしたってなんて言えば良いんだっけ?」としばらく固まってしまいました。
「キュンとする」は、「I get the butterflies.」や「He is my heartthrob.」と表現出来ます。
私は全く分からず、悩んだ結果「I was excited. 」と言いました。
それでも伝わりましたが、「こっちの方がいいよ」と教えてもらいました。
簡単な英語でもおおよそのニュアンスを伝えることは出来ますが、より細かな気持ちの変化を知ってもらうには、やはり語彙力が大切だなと実感しました。
まとめ
さて、英語勉強法をレベル別に紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
最後にレベル別の勉強法をもう一度まとめてみます。
初心者向けの英語勉強法
- 中学校の単語や文法をマスターする
- 英語勉強の目標を作る→英検やTOIECなどを目標にするのがおすすめ!
中級者向けの英語勉強法
- 自分が苦手なテーマでも英語で表現出来るようにする→無作為に選んだテーマで討論する
- 瞬発力を上げる→オンライン英会話を継続する
上級者向けの勉強法
- より自然なフレーズを身につける→海外ドラマや映画で勉強する
- より実践的かつ専門的な語彙を増やす
まずは自分に合った勉強法を見つけて試してみて下さい!
まずは2週間、決めた勉強法を1日5分だけでも継続してみましょう!
コメント