はじめまして、めいです!
オーストラリアでワーキングホリデーをする大学生です。
オーストラリアといったら、コーヒー文化が有名ですよね?
ワーホリに来たら1度はカフェでの仕事に憧れると思います!
しかし、こっちのカフェは経験重視のため、採用されるのは中々難しいです。
特に、ローカルのカフェでバリスタをやるとなると、英語力や経験の問題から、難易度はさらに上がるでしょう。
私もせっかくオーストラリアに来たならカフェで働いてみたい!と思い、カフェにレジュメを持っていきましたが受け取ってもらうことすら出来ませんでした。
趣味でもいいからコーヒーを作れるようになりたい!と思い、日本人向けに開催している一日バリスタ教室に行ってみました。
今回はその内容と、体験談をご紹介したいと思います。
一日バリスタ教室とは?
シドニーではたくさんのバリスタ講座がありますが、私が参加したのは、初心者向けの一日で完結するものです。
シドニーにある講座の中には、一ヶ月単位で通うものや、講座を受け終わったら証明書が貰えるところもあるようですが、私が参加したのは、日本人向けのものでした。
特に証明書などはなく、すぐにカフェで仕事をゲット出来るようにするための、初心者から参加出来る講座です。
費用は2段階あり、バリスタとして働くことを目指すロングコースが$350、中級者までを目指す$230がありました。
ロングコースと中級者コースは、時間の長さが違います。
全員が中級者コースまでを終えたあと、ロングコースの人はさらに残って実際に働いた時を想定した練習を本番形式で行うという感じでした。
一日バリスタ教室の内容
コーヒーの基礎知識
始めは、コーヒーの種類や、ミルクの種類といった、基本的知識から始まります。
予習している人も中にはいるようですが、私は何も事前に勉強せずに行きましたが、非常に分かりやすく面白かったです!
この座学の部分では、実際にカフェで働く際に、どのようにオーダーを取ればよいのか、オーダーをとってバリスタに伝える際にどのように書けばよいのかまで詳しく教えてくれます。
私は全くこっちのカフェの経験がなかったので、とても勉強になりました。
トライアルでも役に立つのではないかと思います。
ショットの練習
基本事項を座学で学んだら、実際にエスプレッソマシーンで練習してみます。
少人数で行われるので、1人あたりのマシンに触る時間が長く、非常に勉強になりました。
頭で理解するのと、実際にやってみるのでは全く違いますし、何度も練習させて貰えるので、ある程度1人で出来るようになります。
また、トライアルではこんな所を見られている、ここを間違えたら絶対にダメ、などの注意点も教えてもらえるので非常に役立ちました!
全員がショットの練習を2~3週行ったら、また座学に戻り、ミルクの種類やマシンでの技術を学びました。
ミルクの練習
ショットが終わったら、次はミルクの練習をしました。
ミルクの容器の選び方など、本当に基礎的な所から教えて貰えるので、私のようなど素人でもある程度カタチにすることができます。
ミルクのフォームの作り方や、音の聞き分け方をほぼマンツーマンで丁寧に教えてもらえます。
1人あたりの練習できる回数も多く、私はこの時間である程度コツを掴むことができ、100%とは言えませんが、ある程度フラットホワイトやカプチーノなどのフォームの量を考えてミルクを作り分けすることができるようになりました!
ここでも、手の位置や、トライアルで見られるポイントなどを教えてくれるので、本当に即戦力として働けるように練習させてもらえます。
注ぎ方の練習
ミルクを練習したら、いよいよコーヒーを作っていきます。
指定されたコーヒーを入れる練習を、ミルクを入れるところから始めました。
指定されたコーヒーによって、ミルクのフォームの量が変わるので、それに合わせて自分で調整しなければならず、ここが1番難しかったです。
また、注ぐときのコツも教えてもらいました。
始めは注いだこともなく、全くやり方も分かりませんでしたが、練習を何周かおこなって、1人でフラットホワイトと、ラテ、カプチーノを作り分けることができるようになりました!
ハートくらいはすぐに作れるようになります!
カフェ形式の実践練習
午後は、実戦形式の練習をメインでおこないます。
オーダーを取る人、ショット、ミルク担当の3つの役割に別れて本物のカフェのように練習します。
何周も行うので、どの役割も何度も体験することができ、例えバリスタとして働かなくともオールラウンダーの練習にもなります。
カフェで働いた経験がなければ略語を覚えて書くのになれる事がまずは最初のハードルになるでしょう。
そこから丁寧に練習できるので、本当に初心者に優しかったです笑
ショットの人は、忙しい環境下でどのように作ったら効率が良いかを考えながら練習していきます。
覚えたての知識をフルに活用して、すぐに使うことができるので、本当に役立つと思います。
ミルクの役割は、指定されたコーヒーを時には2~3杯分作らなければならないので、コーヒーの作り方はこの時間だけでだいぶなれる事ができます!
失敗しても、何がダメだったか、次はどうしたらよいかなど細かく指導してくれるので、プレッシャーのかかる場で行うトライアルと違い、質問しながら自分の技術を高めることが出来ると思います。
まとめ
今回は、一日バリスタ教室についての体験談と感想をご紹介しました。
私は実際にここに参加するまで、コーヒーマシーンすら触ったことがなく、コーヒーの知識もほぼゼロでした。
しかし、終わる頃には1人でフラットホワイト、ラテ、カプチーノをある程度作り分けできるようになりました!
実際にカフェの環境でシュミレーションすることで、自分が働いた時のことをイメージでき、トライアルに進んだ時にも有利だと思います。
この講座では実際に初心者からカフェの仕事をゲットした人がいるようです!
カフェの仕事を探すのは非常に大変で、一度諦めていましたが、少し自信が出てきたので、もう一度挑戦してみようと思えました!
みなさんもぜひ、せっかくオーストラリアに来たら、コーヒーの勉強をしてみませんか?
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