東南アジアバックパッカー女ひとり旅 死のバスで陸路国境越え ルアンパバーンからハノイ

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めい
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はじめまして、めいです!

オーストラリアでワーキングホリデーをする大学生です。

ルアンパバーンからハノイへの移動手段:スリーピングバスでの旅の全貌

ルアンパバーンからハノイへの移動手段には飛行機やバスなどいくつかの選択肢がありますが、冒険好きな旅行者にとって人気が高いのがスリーピングバスです。

この記事では、このルートをスリーピングバスで旅する魅力と注意点、そして「死のバス」とも呼ばれるその背景について詳しく解説します。

ルアンパバーンからハノイへ:スリーピングバスとは?

まず、スリーピングバスとは何かを簡単に説明しましょう。

これは、長距離移動用のバスで、車内にはリクライニングシートやベッドが設置されており、夜間に移動するために寝ながら目的地へと向かうことができるバスのことです。

ルアンパバーンからハノイまでの移動では、このスリーピングバスが一般的に利用されます。

所要時間は約24時間ほどで、途中には国境越えも含まれます。

なぜ「死のバス」と呼ばれるのか?

「スリーピングバス」という言葉に続けて、しばしば「死のバス」という異名がついて回ることがあります。

このネーミングは、過去に起きた事故や、バスの運転が危険な山道を通ることから生じたものです。

険しい道を走り抜けるこのバスの旅は、体力的にも精神的にもタフで、予期せぬ事態が起こることも少なくありません。

そのため、一部の旅行者には「死のバス」と呼ばれることがあります。

しかし、現代では多くのスリーピングバスが安全性を確保しており、心配しすぎる必要はありません。

とはいっても、私は実際にトラブルに巻き込まれてしまいましたが…笑

スリーピングバスの基本的な日程と注意点

ルアンパバーンからハノイまでのスリーピングバスの旅は、おおむね次のような日程で進みます。

  • 1日目午後: ルアンパバーン市内から出発。バスは夕方から夜にかけて出発することが一般的です。乗車後、リクライニングシートに身を任せ、長い夜の旅が始まります。
  • 2日目午前: 陸路で国境越え。ルアンパバーンとハノイの間には、ラオスとベトナムの国境を越える区間があり、ここでパスポートコントロールを受ける必要があります。国境の通過は早朝になることが多く、手続きには数時間かかる場合もあります。
  • 2日目午後: ベトナムの山間部を通過。国境を越えた後は、ベトナムの風景が広がります。山道を越え、次第にハノイへと近づいていきます。
  • 2日目夜: ハノイ到着。約24時間の旅を経て、夜遅くにハノイ市内に到着します。疲労がピークに達しているかもしれませんが、新たな街での冒険が待っています。

スリーピングバスに乗る時の注意点としては、十分な水分と食料を持つことです。

24時間という長い移動ですが、食事や水の提供はありません。

バスターミナルでは食料はあまり売っていないですし、値段も高いので市街地で調達しておきましょう。

また、女性の方は、生理の期間中はバスの利用を避けましょう。

バスはトイレ休憩に止まる回数が非常に少なく、止まったとしてもトイレのない、森のようなところに止まることが多いです。

最後に、貴重品は必ず身につけましょう。

私はこれで失敗しました。

もう一度言います。

全ての貴重品を必ず身につけましょう!!

スリーピングバスでの国境越え体験

陸路で国境を越える経験は、多くの旅行者にとって新鮮な体験となるでしょう。

ルアンパバーンからハノイまでのルートでは、ラオスとベトナムの国境を越える際に、バスの乗客全員が降りて手続きを行います。

ここでは、パスポートを提示し、ビザの確認を受けます。

手続きが順調に進めば、再びバスに乗り込み、旅を続けることができますが、国境の混雑状況によっては長時間待たされることもあります。

スリーピングバスでの国境越えの感想:実際に旅して感じたこと

実際にこのスリーピングバスで国境を越えた感想としては、やはりその特異な体験に驚かされました。

ラオスの国境付近で前を走っていた地元のトラックがスタックしてしまい、狭く舗装されていない道だったため、渋滞が発生して4~5時間ほど森に放置されました。

バスの中はエアコンがありましたが、長時間だと燃料も心配だということで、エアコンが止まり、バスの外に出されました…

ぬかるんだ道路状況の悪い森の中で、たくさん蚊にさされました…

食糧もなく、バスに載っていたお米?のようなものをみんなで自炊して食べましたが、衛生状態は非常に悪かったです。

その後は順調に国境まで進みました。

国境での手続きは予想以上にスムーズで、思っていたよりも早く終わりましたが、ここで両替できると思っていたのに両替所がありませんでした。

タイバーツかアメリカドルを持っていた人は、運転手が両替してあげていたようなので、持っていたら良かったなと思いました。

その後も遅れに遅れ、結局バスターミナルに着いたのは出発から30時間後でした…

着いた時はすでに23時半で、バスターミナルは閉まっており、両替もできず…

さらに、バスの荷台に積んでいたはずの自分の荷物がいつの間にかなくなっていました…泣

身につけていた貴重品バックと、大きなバックパックの2つに分けて現金を持っていたので、お金を半分失ってしまった上に、持ってきた衣類やスニーカーも盗られてしまったようでした…

両替できずに1文無しで、荷物も半分なくなってしまい、一緒にバスに乗っていたベトナムの家族に助けて貰ってホステルの近くまで同じタクシーに乗せてもらいました

まとめ:スリーピングバスでの移動は冒険好きに最適だが二度と乗らない笑

ルアンパバーンからハノイまでのスリーピングバスの旅は、決して快適とは言えませんが、冒険好きな旅行者にとっては大変魅力的な選択肢です。

陸路での国境越えや、長時間の移動は何ものにも代えがたい思い出となるでしょう!

ただ、私はもう二度と乗りません笑

女性は特に、トイレ問題が深刻だったのでおすすめ出来ないです。

それでも冒険したい!刺激を受けたい!という方は、ぜひ次回の旅の計画にスリーピングバスを取り入れてみてください笑!

mei
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地方国立大学医学部在学中。2024年3月からオーストラリアでワーキングホリデー。TOIECを1か月で600点から820点まで伸ばした。

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