はじめまして、めいです!
オーストラリアでワーキングホリデーをする大学生です。
今回は、私が実際に職探しを開始したその日に仕事をゲットし、さらにそれから1週間で3つの仕事をゲットした方法をご紹介します。
「何か有利なスキルでも持ってるんでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、私は大学生で、日本ではバイトでの飲食経験しかありませんでした。
英語力は中級程度なので、意思疎通はある程度可能でしたが、ペラペラと言うには程遠く、アクセントにも苦戦して「Sorry?」と聞き返すくらいです。
そんな私ですが、、職探し当日にジャパレスの仕事で面接・トライアルをしてその日のうちにその場で採用され、さらにそれから1週間で2つのカフェでオールラウンダーの仕事をゲットしました。
ちなみにバリスタではありません笑
そこで、私が仕事探しで意識しているコツのようなものをご紹介できればと思います。
仕事がない!と仕事探しをしている人が多いかと思うので、少しでも参考になれば幸いです!
オーストラリアワーキングホリデーの仕事探しの実情
オーストラリアでのワーキングホリデーは、一見すると自由で楽しいように感じるかもしれませんが、仕事探しに関しては特に今、大変です。
まず、多くのワーキングホリデー参加者が観光業や飲食業に集中します。
そのため、競争が激しく、特に人気のある都市(シドニーなど)ではすぐにポジションが埋まってしまいます。
また、オーストラリアは物価が高いので、仕事を見つけるまでの生活費も考慮に入れる必要がありますよね。
さらに、労働ビザの制限もあり、1つの雇用主の下で6ヶ月以上働けないというルールもあります。
ワーホリの人は6ヶ月しか働けないのであれば、長く働ける人を雇いたくなりますよね。
こうした制約の中で、いかに迅速に仕事を見つけ、複数の雇用先と契約を結ぶかがカギとなります。
仕事探しで無双するコツ
私が短期間で3つの仕事をゲットできた最大のポイントは「行動力」でした。
オーストラリアの多くの仕事はインターネットではなく、現地での直接のやり取りや紹介によって見つかります。
仕事が欲しいなら、躊躇せずに店や企業に飛び込み、レジュメを渡すことが大切です。
また、毎日新しい求人が出るので、こまめにチェックすることも重要。私は「Jora job」や「Seek」、「Indeed」などの求人サイトをフル活用しましたし、直接カフェやレストランに行って「今、スタッフ募集していませんか?」と聞くスタイルも試しました。
また、知り合いにもうすぐ空くポジションがないかどうか、日本にいる時から連絡して、自分のレジュメを送って渡してもらったりもしました。
といっても、みんな行動してはいると思うので、その行動が結果に結びつくちょっとしたコツを、これから紹介していこうと思います。
仕事の探し方
仕事を探すには、まず求人をチェックしなければなりませんね。
自分のやりたいこと、経験、英語力を考慮してサイトをチェックするか、直接レジュメを配りに行きましょう。
オンラインで応募する
日本で飲食店の経験があるのなら、ジャパレスの求人が多く掲載されているjams.TVや日豪プレスを参考にすると良いでしょう。
ローカルの仕事をゲットしたいなら、Jora jobやseek、Indeedなどをチェックしてみます。
ただ、これらのサイトからメールやショートメールで応募しても、返信がくるのは珍しいことです。
これだけ職探しをしている人が日本人以外にも何百、何千といる中で、英語が苦手な日本人のレジュメを見てくれる可能性は低いですよね?笑
オンラインで応募する際は、カバーレターを付けられるものも多いので、レジュメだけではなく、カバーレターも付けると本気度が伝わりやすいかもしれません。
ただ、もしローカルの仕事をすぐにゲットしたいなら、直接レジュメを持っていくのがオススメです!
レジュメ配りをする
レジュメ配りをする時は、やみくもに配ってはいけません。
レジュメを印刷するのにもお金がかかっているので、なるべく効率的に、連絡してくれる可能性が高いところに配ります。
オンラインで求人募集をチェックして、募集している所をGoogleマップか何かで印をつけておきましょう。
また、その際にメモ欄にどのポジションで何曜日にどのくらい働ける人を欲しいのかチェックしておくと良いです。
その後は、レストラン、販売スタッフ、カフェのバリスタやオールラウンダーなど、職種に合わせてレジュメ配りの時に簡単に自分をプレゼンできる英語をスラスラ話せるようになるまで練習します。
想定される質問に対しても答えられるようにしておくとさらに良いですね!
私がレジュメを配った時は、働ける曜日やポジション、経験の有無などを聞かれることが多かったです。
直接レジュメを渡しに行くと、自分の雰囲気も伝わりますし、英語を話せる人だという印象を持ってもらうことができるのでネットで応募するより連絡が返ってきやすいです。
レジュメ配りでは常に明るく、笑顔でを意識しましょう。
また、忙しい時間帯だと、ただの迷惑になってしまいますし、あまり店員さんと話さずに渡すだけになってしまうので、暇な時間帯(閉店前)を狙いましょう。
見てもらえるレジュメの書き方
オーストラリアではシンプルで見やすいレジュメが好まれます。
私が心がけたのは、以下のポイントです。
- 短く簡潔に:長い文章は避け、職務経験やスキルを一目で理解できるようにする。
- 写真を載せる:オーストラリアでは、顔写真を付けることは必須ではありませんが、相手に自分の雰囲気を伝えることができるので、私は写真付を使っていました。フレンドリーで明るい印象を与える写真を選びましょう。
- カバーレターを添える:応募する職種ごとに、簡単な挨拶文をつけることで、雇用者に「この仕事に本気で応募している」と感じてもらえます。
レジュメを作成するには、Wordで地味なものを作るより、canvaを使用しましょう。
レジュメのテンプレートもあるので、簡単にオシャレで見やすいレジュメを作ることができます。
私が実際に働いている時に、たくさんの人がレジュメを持ってきましたが、分かりやすいなと思ったのは、スキルを星の数で表していた人です。
素早さ、丁寧さ、フレンドリー、大人しい、真面目など、自分の特徴を星の数や五角形・六角形で示すと分かりやすいですね。
また、特に見て欲しいポイントは、大きく、太字で書くのもオススメです。
私はカフェのオールラウンダーに応募するとき、こっちでは経験がありませんでしたが、日本のカフェで働いたことはあったので、その部分の文字を大きく太くして、下線も付けました笑
実際にレジュメ配りに行った時に、すぐにその経験に気づいて話を振ってくれたので、話しやすかったです。
周りと差をつけるメールの文章術
オンラインで応募する時は、メールでのアプローチも非常に重要です。
ここで周りと差をつけるためのポイントは、いかに短く的確に自分をアピールするかです。
私が意識したのは以下の点です。
- 件名に目を引く言葉を使う:例えば、「Experienced Cafe Worker Available」や「Friendly Waitstaff Seeking Opportunity」など。
- 簡潔でプロフェッショナルな文体:長すぎず、ポイントを押さえた挨拶と自己紹介を心がけました。
- 具体的な希望日時を伝える:いつから働けるのか、週に何日可能なのかを明確にすることで、雇用者に安心感を与えます。
- 英語と日本語どっちもつける:ジャパレスであっても、日本語バージョンのあとに英語バージョンもつけると、オーナーが日本人じゃなかった場合、必ずと言っていいほど返信が返ってきました!
- 目を引く言葉を前半に入れる:「〇枚のお皿を一気にサーブできます」など。
メールで応募しても、何十件も見る方からしたら、いちいち全部に目を通してられませんよね?
メールを開いてぱっと目に入る前半に、目を引く言葉を入れると良いです。
例えば、ジャパレスだったら「〇年間のバイトリーダーの経験」「お皿を〇枚同時に運べます」「ビール〇個を一気にサーブできます」など、主観的な特技ではなく、客観的に見て分かりやすいスキルや特技を書くと良いでしょう。
私はお寿司をメインに出している、高級志向のジャパレスで働いているのですが、メールで応募する際に、「定番のお寿司のネタについて英語でお客さんに説明できます」と書いたら、その日のうちに連絡がきました笑
長い文章を行間をあけずに文章に埋め込むより、目を引く言葉が入ったシンプルで短い文章を、行間を開けて目立たせて入れましょう。
必勝面接攻略術
面接は、日本と違いカジュアルな雰囲気で行われることが多いですが、ここでも準備が鍵です。
私は以下のポイントを意識しました。
- リラックスして笑顔で:雰囲気に合わせてリラックスした態度を心がけつつ、プロフェッショナルさを失わないことが重要です。
- 具体的なエピソードでアピール:自分がどうお客様に喜ばれるサービスを提供したか、過去の経験を交えて話すと説得力が増します。
- 質問を用意する:面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることが多いので、その場で驚かないように質問を準備しておくことがポイントです。
リラックスというのは本当に大事で、そんなに本気で臨んでいなかった面接が、意外と通ったりもします。
私も実際、ローカルの仕事を探していたので、ジャパレスの面接は「落ちてもいいや」くらいで行きましたが、変に緊張しなかったのが逆に良かったのかもしれません。
笑顔で話すのがやはり、印象が良いので、経験がない人も自信をもって、明るく話しましょう。
トライアルであっと思わせるポイント
仕事をゲットするためには、トライアルが非常に重要です。
私は面接を受けて、その場でトライアルやってみようとなりました。
その時に、以下のことを意識しました。
- 積極的に動く:自分から率先して動く姿勢を見せることで、雇用者に「頼れる存在」と思わせることができます。
- チームワークを大切に:同僚とのコミュニケーションを大切にし、チームにスムーズに溶け込むことがポイントです。
- 柔軟さをアピール:スケジュールに柔軟に対応できる姿勢を示すことで、即戦力として認められやすくなります。
積極的に動く、というのは、勝手に考えてやるということではありません。
新人に勝手に色々触られては、お店側も困ってしまいます。
言われたことをしっかりまずやることが大事ですが、お店が忙しくて指示を受けられていない時は、「これをやってもいいですか?」と聞きましょう。
積極的な姿勢を見せることができます。
時間があれば一緒に働くスタッフや、教えてくれる先輩スタッフに色々質問してみるのも良いです。
その時、私が心がけたことは、仕事に関する質問ではなく、その人個人に関することを踏み込みすぎない程度に聞くことです。
人間誰でも、自分に興味を持ってもらえると嬉しいですし、自分のことは話したがりです笑
「ここでいつから働いているんですか?」とか、仕事に関係ありながらも、個人的な質問をすると、後から採用された時にも初めから良い関係が築けますし、一緒に働いたスタッフが自分のことを推薦してくれる場合もあります。
私は実際、トライアルの時に教えてくれた人が私を推薦してくれたようでした。
まとめ
最後に、それぞれのコツを振り返っていきたいと思います。
- オンラインと知り合いのつて、直接レジュメ配りの3つの方法を駆使する
- レジュメはシンプルに、見て欲しいところは目立たせる
- カバーレターを添える
- メールの件名は目立たせる
- メールの前半に目を引く言葉を入れる
- 希望時間帯をかく
- 日本語と英語バージョンを送る
- 面接はリラックスして
- 経験を伝える
- 質問を用意しておく
- トライアルでは積極的な姿勢をみせる
- 他のスタッフとコミュニケーションをとる
オーストラリアでのワーキングホリデーで仕事を見つけるには、行動力と準備が不可欠です。
現地に足を運んで、積極的にアプローチし、自分をいかに魅力的に見せるかがポイントです。
短期間で3つの仕事を見つけた私の経験が参考になれば幸いです!
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